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ピンボールアクエリオン

RAIDRedundant Arrays of Inexpensive Disks

RAIDとは、ハードディスクなどのストレージ(外部記憶装置)を複数台まとめて一台の装置として管理する技術。1987年カリフォルニア大学バークリー校のデービッド・パターソン(David A.Patterson)氏、ガース・ギブソン(Garth Gibson)氏、ランディ・カッツ(Randy Katz)氏の3人によって提唱された。

 

データ分散して記録することにより、高速化や耐障害性の向上が図られる。コントローラカードなど専用のハードウェアで管理するハードウェアRAIDと、コンピュータ上で実行されるソフトウェアで実現するソフトウェアRAIDがある。

データの記録方法によりRAID 0からRAID 6まで7種類が定義されている。それぞれ高速性や耐障害性が異なり、末尾の数字が大きいほど新しいとか優れているというわけではない。また、RAID 0とRAID 1を組み合わせたRAID 01(RAID 0+1)およびRAID 10(RAID 1+0)、RAID 5とRAID 0を組み合わせたRAID 50(RAID 5+0)などの手法もある。

ソフトウェアRAID

複数のストレージ装置を束ねて一体的に運用するRAIDを、コンピュータ上で実行するソフトウェアによって管理する方式をソフトウェアRAIDという。

各装置への書き込みの振り分けなどの制御をOSに組み込まれたソフトウェアによって行う方式で、専用のハードウェア(RAIDコントローラ)を持たない一般的な構成のコンピュータでも利用でき、低いコストでRAIDシステムを構築することができる。

その反面、データの読み書き時にCPUなどにかかる負荷が大きく、また、ハードウェアRAIDの場合にはほとんど不要な設定作業が必要なほか、OSの起動ディスクとして指定することはできないという制約がある。

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